4月も後半になると、昼間は急に『夏?』ってくらいに温度が急上昇する日も。
週の後半はまさにそんな感じで、汚れて手放した無印の折りたたみ日傘に替わるものを探すのが緊急の課題に。
春夏のシンプル服に小物でアクセントをつけるなら日傘がおすすめ
手持ちの服は基本シンプルなものが多く、それだけではちょっと物足りない。そこで春から晩夏にかけて必ず持ち歩く日傘を、おしゃれなものに変えてみようと思い立った。
少ない服でワードローブを回すのに、小物の力を借りようと思ったわけである。
一目惚れしたTORICOTE(トリコテ)の傘が素敵
昼間立ち寄った代官山のTENOHAには、すでに素敵な日傘が数種類並んでいた。
持ち手がバンブーで、おしゃれな柄のもの。40代のシンプルな洋服に、ピリッとしたアクセントを添えてくれるもの。
その観点で探していたら、薄い水色をベースに、絵筆でベージュやインクブルー、黒をのせたような、素敵な傘が目の前に。

それはTricote(トリコテ)というブランドの傘だった。折りたたみとまっすぐな長傘の両方が入手可能。
柄の中のベージュと黒は自分の服にも使われている色なので、服と合わせたときになじみがよさそうだ。
傘の柄も探していたバンブー素材で子どもっぽくないのがいい。

お値段をちらりとみて一瞬躊躇したが、春から晩夏にかけて頻繁に使うものだし、小物に投資することで自分らしいファッションになるなら、それは高い買い物じゃない。
残念なことに、自分が欲しい折りたたみ傘のタイプは、気に入った水色のバージョンの在庫がなかったために、ショップのスタッフさんにお願いして取り寄せてもらうことになった。
日傘と思っていたものが・・・痛恨の選択ミスが発覚!
「ゴールデンウィークも近いので、入荷にはお時間をいただくかもしれません」と控えを預かり、その間『どうか日差しが強くありませんように・・・』と祈りながら店を後にした。
そしてその日の夜。
バッグの中身を整理している最中、昼間いただいた商品の控えを見て、
『まさか、買い物失敗・・・?』と、一瞬顔面蒼白に。

控えの紙に印刷されていた「レイン折り畳み傘」の表示。
『もしかして、あの折り畳み傘・・・雨傘だったのでは?』
店頭で見た長傘には晴雨兼用のフダがあったように思うけど、折りたたみの方までは確認していなかった。
同じブランドの同じ傘なので、てっきり折りたたみ傘の方も晴雨兼用だと思い込んでいたのだ。
同じブランドでも傘のタイプで晴雨兼用でないことも。表示はしっかり確認を
慌てて次の日ショップに問い合わせの電話をしたら、やはり取り寄せ最中のトリコテの折り畳み傘は雨傘ということだった。
幸い、昨日の今日の電話で無事キャンセルすることができたが、知らずにそのまま入荷の電話を待っていたら、大変なことになるところだった。
小物で “40代の地味服をおしゃれにボトムップ作戦” は、これで幻と消えてしまったわけだが……(笑)
今回の一件は、素敵なものを見て舞い上がっても、しっかり表示まで確認してから買い求めようという良い教訓に。
そんな訳で、シンプルな服のスパイスになる日傘探しはまだまだ続きそうだ。
見つからない時の保険がわりに、結局無印の白い折りたたみUV傘に舞い戻ってしまう可能性大だな。