ここ1年のうちに(そのほとんどはこの数ヶ月に)、これまで怖くてずっと先送りにしていたTo Doリストを次々と潰していった。
40代も中盤戦、いつまで放置するの? “やることリスト” に片をつける
やってみて思ったことはどれもこの一言に尽きる。
「何でもっと早くやらなかったんだろう?」
お金がかかる、怖い、失敗したらどうしよう・・・。
やらないことの理由を並べて、これまで自分で自分を納得させてきた。
しかし、40代も中盤に差し掛かりつつある今、
このまま不満や不安要素などのネガティブな感情を心に貯め続けるのは良くない!
そう心に決め、長年見て見ないふりをしてきた “やることリスト” にカタをつけることにしたのである。
誰にでもそんな
- やりたいこと
- やらなきゃいけないこと
- やればより良い未来が開けること
のうち、 手をつけるのは気が重く、先送りしていることがあるのではないか?
手をつけない理由は様々だろうが、
- 金銭的理由
- 恐怖心
- 心理的障壁
そんな諸々が行動にストップをかけていることがほとんどなはず。
以下に挙げる4つのことは、自分の中で長年抱え込んでいた “懸案事項” であり、この半年くらいの間で一気に片付けてしまった(切羽詰まっていたともいう)ものである。
側から見たら、
「えっ、そんなこと・・・」と、笑ってしまうようなものもあるだろう。
自分が恐れていることは、客観的に見れば、実はそんなに難しいことではないかもしれない。
もうピチピチの夢見がちなティーンではないのだし。
心配事はさっさと片付けて、残りの人生を身軽に歩もう。
40代になる前にやっておけば良かったこと・第1位 ホクロ取り
顔の目立つ位置にふたつあったホクロとは、40年近くのお付き合い。
鏡を見ては、「なんかイケてないな~」とため息をつくことが何度あったことか。
でもホクロを取るのって痛そうだし、病気ってわけじゃないし、お金もかかりそうだし、なんか40過ぎて今さらホクロ取っても、周りから『あっ、やっぱり気にしてたんだ~クスクス』ってなるのが嫌だし、ねぇ。
とまあ、「ホクロを取らないもっともらしい理由」を並べては、これまでだましだましやって来たのだ。
だが、ある日知人から言われた一言で「やっぱりホクロ取る!」と180度方向転換。
確かに麻酔の注射はちょっと痛かったけど、思ったほどお金もかからず、おまけにホクロをとっても誰も気づいてないんじゃ?ってくらい反応薄くて、もうびっくり。
こんなことなら早くホクロなんて取ってしまえばよかった!
学校のアルバムや成人式・結婚式・履歴書の写真・・・。
悩んでいた年月が無駄無駄無駄無駄無駄ァー!
40代になる前にやっておけば良かったこと・第2位 不動産投資
我が家はサラリーマン家庭だが、 “雇われていること” の不自由さを感じている。
サラリーマンであるうちは、安定して給与が振り込まれる代わりに、長期間旅行に出かけたりする自由は手に入らない。
そこで “経済的自由” の重要性に目覚め、ちょうど持ち家を売って関東に引っ越してきたあたりから、不動産投資について勉強してきた。
「不動産投資にチャレンジしたい」と言い始めたのは夫であり、その当時の自分は借金など大嫌いだったから、
“サラリーマン 不動産投資 失敗”
とか、
“不動産投資 デメリット”
などとググっては(笑)、なんとか夫を思いとどまらせる口実を見つけようと必死だった。
あまりに自分が反対するものだから、夫も勝手に不動産投資を始めるわけにも行かず、「REIT(※リート:不動産投資信託)」で我慢してもらった時期も。
だが、夫に付き合って売り物件の下見に何度も出かけるうちに、夫がなぜそこまで不動産投資にこだわるのかが、少しづつ理解できるようになってきた。
色々な投資方法がある中で、『不動産投資は夫と自分が楽しみながらお互いの得意を活かして経済的自由を得ることのできる唯一の投資』だったのだ。
そうと決めたら、一刻も早く物件を手に入れたかったが、そんなに簡単に物事は運ばない。
何十棟も一緒に見学に行っては、なかなかこれと行った物件に出会えず、「いつになったら不動産投資を始められるんだろう?」と夫婦で弱気になっていた頃もあった。
今年に入ってさらにもう一棟と、とりあえずのノルマとしていた規模まで投資物件を手に入れることができた。
どちらも現在満室稼働中で、『もっと早く始めておけば良かった』と悔やんでいるところである。
不動産投資は始めるのが早ければ早い方が良い。なぜならローン返済以外のキャッシュを貯めて、それを別の投資物件に再投資することで資産を増やしていく仕組みだからである。
年数の経過によってローンの残債も減り、途中手放すことを決めた時に、売却額からローンの残債を引いた残りの金額が儲けとなって残る。
投資物件のローンは賃借人さんからいただく家賃で払われているので、入居率をある程度維持できれば、大家の出費はごく限られている。
年数を得るほど、加速を増して資産が増大していくのが不動産投資のすごいところ。
人生の早い段階で始めて、時間を味方につけることで、様々なリスクを減らすこともできる。
『もっと早く始めればよかった』と思う所以である。
40代になる前にやっておけば良かったこと・第3位 再就職
40歳になる前年に関東に引っ越して来て、子どもたちが新しい環境になれるまでは仕事をしないで家にいようと、小学校の役員を引き受けた。
それはそれでよかったんだけど、週に1回でも2回でも、パートの仕事なりなんなりを始めて、外で仕事をするってことに慣れておけばよかった。
パートで慣れたところで次の年からフルタイムで仕事を探せば、仕事の選択の幅も広がったに違いない。
今の仕事に就いたことは自分では満足しているが、給与の面ではもうちょっと欲しいなというのが正直なところ。自短正社員とか、ギリ30代なら狙えそうだし。
もう、今の時代、再就職しようとするなら1日でも早い方がいい。現在の職場が時代の先端すぎて、おばちゃんは色々面食らっているので。
できるなら40代になる前に、四の五の言わずに再就職!
「これ買っていい?」なんて、いちいち確認しなくていいもの。夫のボーナスに頼らずに買い物ができるのはいいものです。
40代になる前にやっておけば良かったこと・第4位 親知らずの抜歯
歯医者で見つかった虫歯は上あごの親知らずだった。
かみ合わせの下の親知らずはずいぶん前に抜いていたので、虫歯になった親知らずはその間ずーっと中に浮いたまま。
別の歯医者で過去にも「この親知らず、虫歯になりやすいと思うので抜いてしまった方がいいですよ。」
と言われていたのだが、抜かなくていいものを痛い思いをして抜きたくなんかない。
その状態で放置していたら、案の定、上の親知らずが虫歯になってしまった。
学生時代に親知らずを抜いた時のトラウマが残っていたので、絶対抜くものかと頑張っていたが、虫歯になってしまったら致し方ない。
大人しく抜歯の予約をした。
アレ? 親知らずの抜歯って、こんなに簡単だったけ⁇
いよいよ当日を迎え、診察台の上に上がって麻酔から抜歯まで、体感では15分ほど。
あまりにも一瞬のことで、なんだかキツネにつままれたような気分だった。
後から知ったことだが、上の親知らずはまっすぐ生えていることが多いので、抜くのが簡単なのだそうだ。
下の歯を抜いた時のように、顔が真四角に腫れることもない。
その顔で教習所に行ったら、いつもは怖い担当教官が無口だったことが今でも思い出される(なんで行った?)。
今までそれを恐れて抜かずに取っておいたのに・・・。
もーおぉぉ、誰か言ってー!