自分に何が似合うのかもよくわからず、ただ闇雲に安い服、そのとき目についた服を買っていた30代。
着回しが効かず、コーディネートがマンネリ化して、ワンシーズンで飽きて “さよなら” 。
そんな自分でも、40代でようやく『マイ・スタイル』が定まると、自分にとっての “夏服の定量” というものが見えてきた。
週5勤務でオンオフ兼用服に必要な枚数はトップス5枚パンツ5本
週5日フルタイムで、服装自由(かなりカジュアル)なオフィスの会社員。
休日に特別おしゃれして出かけるようなこともなく、基本オンオフ変わらない服装。
シンプルな服が好きで、目立つことは嫌い。
でもみんなとモロかぶりは避けたい!という(都合よい)人。
どうも、自分ですw
そんな40代女性が、『週5働くならこれ以上減らせない』と感じた夏服の枚数が、上5枚、下5本(枚)の計10アイテム。
実際にその枚数で6月を過ごしてみて、これが自分も周りも着ていて見飽きない、ギリギリのリアルなラインだなと感じている。
少ない服で済ますなら、ベーシックカラー&無地の服を選ぶのは大前提

テキトーに服を買っては処分して……を繰り返した過去から学んだことは、当たり前だが何回着ても飽きない服を選ぶこと。
ショップで無地の服の中に柄物があると、柄物が引き立って見えるのでつい手にとってしまいがち。
でも少ない服で着まわそうと思ったら、柄物はせいぜい1枚程度に留めておきたい。
なぜなら、少ない服の大敵は、
- 自分自身が飽きてしまうこと
- 『いつも同じ服着てる?』と人から思われること、だから。
無地の服でも飽きるときは飽きるけど、柄物と比べればその比ではなく。
同じ無地の服を週に2回着ても何も思われないけど、同じ柄の服を週に2回着ると、『あれ、また同じ?』と思われる可能性大。
それゆえ、服の枚数を少なく済ませたいなら、自分と他人の印象に強く残らない
- ベーシックカラーの
- 無地の服
から選ぶようにするのが鉄則だ。
夏のトップス着回しやすさナンバー1はグレーのリネンニット
そうして集めた夏服を、定番服っぽいのに着てない主犯格はコレ! “少ない服”の着回しを可視化するメリットで披露した、暇つぶしに最適な服の組み合わせ表に当てはめてみた。
このデジタルの時代に手書きの表って(笑) でもこれ、視覚的にわかりやすくていいんだけどね。

組み合わせ表で明らかになった、夏のトップスの着回しやすさは、
- 今年の初夏に購入したグレーのリネンニット
- 2年前に購入した白のサマーニット
- 今年の初夏に購入した白のロゴTシャツ
- 去年に購入した黒のカットソー
- 今年の初夏に購入したテラコッタ色のカットソー
という順番に。
シーズンはじめに『これは使えそう』といち早く購入していたシェアパーク(SHARE PARK)のリネンガーターニットが着回しやすさナンバー1。

予想に違わず、どんなボトムスにも合って大活躍♪
特にワイドパンツとの相性が抜群!持ってないけどロングスカートにも多分合う。
着過ぎて早々にダメにしてしまわないか心配なくらい、週に2回は “ヘビーローテーション♪”
春に引き続き細身デニムとキャメルのワイドパンツが夏の自分的ボトムス2トップ

ボトムスの着回しやすさ第1位は、冬と春に引き続き、ユニクロのシガレットジーンズ一強。
泣く子も黙る不動の1位で、クローゼットからなくなった日には死ぬw
ユニクロ価格で、オールシーズンどんなトップスとも高相性。今も売っているかわからないけど、まだあるなら買って損はないかと。
- 去年?に購入したユニクロのシガレットジーンズ
- 今年の春に購入したキャメル色のワイドパンツ
- 去年購入したネイビーのワイドパンツ
- 2年前に購入したウェッジウッドブルーのガウチョ
- 2年前に購入した白のテーパードパンツ
ユニクロのデニムには今一歩及ばなかったものの、キャメルのワイドパンツの活躍ぶりも目立つ。
一枚でひとつの組み合わせしか考えらえない服よりも、それだけで5通り・4通りと使い回せるアイテムを厳選して持っていれば、少ない数の服でコーディネートが回るようになる。
自分の場合、トップス5枚+ボトムス5本の10アイテムがあれば、17パターンの上下組み合わせができる。手持ちのバッグや靴を変えれば、さらにバリエーションが増える。
正直、17パターンも服の組み合わせがあれば十分ではないだろうか?
数は絞って、一枚一枚はフルに働いてもらい、旬の間にバンバン楽しむ。傷んできたら次のシーズンに入れ替えて、クローゼットの新陳代謝をはかるというのが “少ない服” で暮らすメリット。
組み合わせの “型” を作ってしまえば、もう服選びに迷わない
なぜ自分がこの境地に至ったかというと、おしゃれは好きだけど、基本となる服の組み合わせを考えるのが常々面倒と思っていたから。
今は思い切って手持ちの夏服はこの基本パターンの範疇にとどめ、あとは小物を入れ替えることで新鮮さを保つというおしゃれの “型” ができたため、毎朝のコーディネートがとっても気楽。
このやり方は、
- 服の組み合わせを考えるのが面倒
- 服の枚数を減らしたい、無駄になる服は買いたくない
という方におすすめだ。
服の選択は終わっているので、街を歩いていても、シンプルな服装のアクセントになる小物にセンサーが反応するように。
服はベーシックに徹している分、小さい面積の小物は色も柄も選び放題。服には個性を求めず、小物で個性を出す着こなしが “少ない服” の自分なりの楽しみ方。
今年はこの10アイテムで、長くて暑い夏を乗り切ろうと思う。