持ち家選ぶと後悔するかも? 賃貸が向いてる人の特徴6つ

持ち家よりも賃貸が向く人の特徴 モノ・コトの断捨離

子どもの頃から大の家好き。住宅展示場や建築家のオープンハウス巡りはもはや趣味。それが結婚して中古の戸建てを買い、たった7年で売却した後は、賃貸暮らしがすっかり板についてしまった。

持ち家が向いていない人の特徴6つ

購入した家に7年しか住むことがなかった経験から、『このタイプの人は持ち家選ぶと後悔しそう』な特徴を6つ上げてみた。もしひとつでも当てはまったら、マイホームの検討は一歩立ち止まってよくよく熟考しよう。

1. 飽き性

夫も自分も大の “飽き性” だ。いっとき何かにハマったとしても、それが長続きした試しがない。

 

引っ越し前に売却した家は、中古の戸建てを複数の不動産サイトから長年ウォッチングして見つけたもの。「これは!」という理想の間取りを備えた物件だった。

 

ちなみに内見当日、ほかに1軒も見ることなく購入を決めたので、不動産営業マンに

「購入には頭金がいるのですが大丈夫ですか?」と、まるで小学生に諭すように説明されたのが印象的だった(笑)

 

幼少時からずっと温め続けてきた中二階のある吹き抜けの家。正方形じゃない理想の間取り。

その賞味期限、なんとたったの5年。

いや、その前にすでに飽きてたかも……。最後の方は早く “普通の” 間取りの賃貸に引っ越したくて仕方がなかった。

 

家はいまだに “一生で一番大きな買い物” だ。服を捨てるように、飽きたからといって簡単には変えられないのがデメリット。

そのコート、一生着続ける覚悟は?

つまり持ち家の購入は、一生モノのブランドコートを何十年も飽きずに着続ける行為に似ている。

その間に気分が変わって、新しいデザインにトライしたいとか、もっと軽い着心地のものに着替えたい、身体にフィットしないから小さく・大きくしたいと思っても、だ。

 

持ち家を買うなら、長きに渡りほかの家に浮気をしない覚悟はあるだろうか?

答えが “NO” という人は、もうしばらく賃貸で様子を見るほうがいいだろう。

 

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2019年3月1日

2. 家やインテリアが好きでこだわりが強い

家やインテリアが好きだからこそ、自分の好きにできる持ち家がよいのでは? と思いがち。

確かに、自分の好きな家・好きなテイストのインテリアを作り込めるという意味では持ち家に分がある。賃貸では釘一本自由に打てないし。

 

だが、家好き・インテリア好きな人の盲点として、

  • 素敵な家を見れば見るほどひとつには決められず、あれこれ目移りしてしまう
  • その時々で好きなテイストのインテリアがコロコロ変わる

ということが往往にしてある。

ブログの中の人
子どもの頃はお城のような見た目のファンシーな家に憧れててー、
ブログの中の人
でも大人になってからは箱のようにシンプルでミニマムな家もいいなと思ったりー、
ブログの中の人
米軍住宅みたいな平屋にも一度は住んでみたいしー、
ブログの中の人
タワマンで夜景を見る暮らしにもちょっぴり憧れる〜♡

このように、喋らせとけば延々 “理想の家” について語れる自信がある人。

悪いことは言いません、目が覚めるまでは賃貸に留まりましょう。

 

インテリアもしかり。

自宅を購入した当時、インテリア雑誌は塗り壁にパイン材のフローリング、収納はカゴ一択、みたいなお宅で溢れていた。

若かりし頃はそんな “ナチュラルな” インテリアに憧れたこともあったけど、今も好きかと言われたら、『うーん』となってしまう。

 

アンティーク系、カフェ風、モロッコ風、ミッドセンチュリー系、インダストリアル系、ブルックリン風……。

ファッションほどではないにせよ、インテリアも時代の移り変わりとともに流行が変わる。

 

その時々では『いい!』と思ってたいたテイストも、毎日目にするうちに飽きてしまうのがオチ。家の購入時に建具や壁紙、照明やカーテンなど、お金のかかるインテリアを統一してしまったら、そこから大幅にテイストを変えていくのは困難だ。

持ち家は “自由に決められる” からこそ、購入時の気分で決めた家のスタイルやインテリアに後々まで縛られることがデメリット。

 

20代・30代に好きだったものが、40代・50代・60代まで一緒だとは考えづらい。20代で建てた南欧風の家に、50代で和風に目覚めた人が住み続けるのは苦痛だ。

個性的すぎる家は、後々買い手が付きづらいという問題もある。

 

巷には様々な種類のファブリック・貼ってはがせる壁紙など、”懐が痛まない” 程度の模様替えグッズが豊富に揃う。

家のテイストにこだわりがあり、インテリアが大好きという自負があるなら、そういった表層の材料でこまめに空間の雰囲気を変える程度に賃貸のインテリアを楽しむのがおすすめ。

3. 人間関係に疲れがち

持ち家を購入するということは、その周辺環境や人間関係をも “込み” で購入する行為に等しい。

一生住むつもりで購入したのだから、ご近所とも出来るだけ良い関係でいられるよう、最新の注意を払ってお付き合いをするだろう。

人間関係に神経をすり減らしがちな “空気読み” タイプの人は、ご近所付き合いや管理組合の活動で疲弊する可能性が大。

 

その点賃貸だと、やばいクレーマーやモンスターがいたとしても最悪引っ越せばいいし、町内会の役員が回ってくることもない。

4. 面倒くさがり

戸建てだったら庭のメンテナンスや雪かき、外壁の修繕はすべてオーナーの責任。

たまの休日もゆっくり寝ていられないくらい、夏は草むしり、冬は雪かき(雪国限定)に追われる。

外壁や屋根の修繕も、普段から予算を積み立てて、数年に一度のタイミングで手を入れなければならない。

 

持ち家というのは買ったら終わりではなく、そこから丹精込めて育てていく心づもりが必要だ。

『手入れ? 管理?買ったのに?』というズボラーな同志は、大人しく賃貸にしておきましょう。

 

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2019年3月3日

5. 転職・転勤の可能性がある

将来確実に転勤があるとか、お子さんは大学まで家から通わせたいという希望がある場合、持家よりも賃貸の方が身動きが取りやすい。

特に転勤は何年続くか先が見えないため、結婚早々に持ち家を購入してしまうと、ほとんど住まないうちに家族ごと引っ越しor 単身赴任しないといけない恐れアリ。

6. 親と同居する可能性がある

今は「長男だから・長女だから」老親の面倒を見るという時代でもないが、自分もうっすらと期待されているような、見えないプレッシャーを感じることがある。

その期待に答えようと、使うあてもないのになんとなく和室を設けたり、4人家族なのに4LDKのマンションを買ったりはしたくない。

正直、”そのとき” にならないと、ひとりのつもりがふたり面倒を見ることになっているかもしれないし(笑)、あるいはその逆でいらぬ心配だったということもありえる。

 

あとはバリアフリーの問題。先日夫が鎖骨を骨折し、一時的ではあるが右腕を使えない状態になり、ほんの数ミリだけ介護の疑似体験をして思ったことだ。

老親が車椅子生活になったとき、その家が介護しやすい家とは限らない。

玄関にスロープをつけて、壁に手すりを設置するくらいならなんとかなりそうだけど、廊下の幅を広げたり、部屋中の段差をフラットにするのはかなりの大工事になる。

部屋数は足りていても介護には向かない家だとわかって、手塩にかけた家を新たに買い直すのは辛いもの。

 

同居がどうしても絶対条件の事態ならば、そのときお互いが心地よく過ごせる持ち家や賃貸を探すのがいいのではないか。

今から先の心配をして、何十年も無駄な空き部屋を温存しておくのは正直もったいない。

 

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2019年8月18日

持ち家信仰は過去の遺物に

帰省の飛行機で読んだ堀江貴文氏の「捨て本」に書いてあったように、

ライフスタイルの変換への対応のしづらさ……(中間部分省略)持ち家信仰は、いまのように変化の激しい時代には真っ先に捨てるべきだ。

(引用)堀江貴文/ 「捨て本」

は一理あると考える。

持ち家といっても、固定資産税を払えなければお上に持っていかれてしまうだけのもの。それは厳密には個人の所有物と言えないのではないか?

自分個人としては、このまま賃貸に住み続けながら、世の人が『持ち家じゃなくてもいいかも』と思えるような良質な賃貸を増やすべく、微力ながら貢献できる大家を目指している。

 

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2019年3月8日