“小さい暮らし” は年金不安への特効薬かもしれない

モバイルハウス 小さな家

「南池袋公園にタイニーハウス(ごく小さな家)の展示があるから見に行きませんか?」とお誘いいただき出かけた休日の午後。タイニーハウスとは、家というより小屋に近いサイズ感の小さな居住空間をいう。『物を所有することにこだわらなければ、こんな可愛らしい大きさの家でも十分暮らしていけそう。』そんな希望も見えてきた、楽しいひとときを過ごした。

都会のオアシス、南池袋公園に10棟ほどのタイニーハウスが集結

池袋駅東口の喧騒が嘘のようだ。

ほんの数分歩いただけの場所に、大きな芝生の公園が広がっていた。区画整理事業によって2016年に誕生したという南池袋公園。

 

広い敷地の一角で小さな子どもたちが遊具で遊んでいたり、カップルが芝生で寝転んでいたり。

ビルの谷間にこんな空間があったとは。

 

そして広大な芝生を取り囲むように、木製のタイニーハウスやバンを改造したモバイルハウスが10棟ほど展示されていた。

キッチンカー

元々は宅急便の集配車だったそう。木質感あふれるドリンクスタンド

日本風の小屋

和な趣の小屋

 
こういう本を読むと、小さな家をDIYしてみたい欲にかられてしまう……。
ホームセンターの材料でできる!素人が60万円でセルフビルドした家のつくり方

必要最低限の空間でも、電気と断熱がしっかりしていれば快適に暮らせそう

屋根に竹があしらわれた和風の小屋や、モバイルサウナなどの変わり種まで。

多種多様なタイニーハウスが展示されていた中で、一番家っぽく感じたのが “えねこや” というオフグリッドのトレーラーハウス。

 

片流れの屋根の上には太陽光パネルが搭載されていて、電気は自前で調達可能という。

窓は北国仕様のトリプルサッシで、断熱もしっかり対策されている。設計士さんいわく、猛暑の中でもクーラー一台で十分涼しいんだとか。

 

4畳半あるかないかの空間に、ちいさなロフトとミニキッチン、テーブルとソファ代わりのベンチにペレットストーブという、限りなくミニマルな空間だった。

あとはシャワールームとトイレがあれば、ミニマリストのふたり暮らしならなんとか暮らせそう。

 

ただし、トレーラーハウスといえど、水道などのライフラインを繋ぐと固定資産税はかかる。

子どもたちの手が離れたら、土地代が安くて、東京に車で1時間圏内の場所にトレーラーハウスを置いて暮らすのも楽しそう。

温泉や銭湯が近くにあれば、家にお風呂もいらないしね(笑)

仕事を辞めて、ひとり愛車で日本横断の旅に出た友のこと

2019年12月5日

改造車で暮らすバンライフはさらにミニマルな暮らし

バンをオシャレに改造して、ご夫婦で各地を旅しながら暮らしているVan a Tableのおふたりの暮らしも夢見るように素敵だった。

森や池の近くにクロスを広げたテーブルを置き、ゆっくり食事をいただく贅沢な時間……。

 

“家” にあって当たり前と思われている物を外でシェアすれば、本当に必要な空間ってもはや寝る場所だけだったりする。

 

そう考えると、家ってそもそも必要なのか?

一生懸命働いて、必死にローン返してっていうのが、必ずしも必要なことなのかって疑問も湧いてくる。

 

“35年真面目に働いて家を買って、さらに2000万用意しといてね♪” って、子どもふたり養ってると、それかなり無理ゲーじゃ? って思ってて、でも大人ふたりになったときに小さな家を用意すればいいんだと思うと気も楽かと。

 

こんなことを考えるようになったのも、一度家を売る経験をしてから。

あんまり”持ち家” にこだわりがなくなって、代わりに色々な場所で暮らしてみたいという好奇心が大きくなっていく。

 

バンライフは年齢を選びそうな暮らしだけど、体力のあるうちにチャレンジしてみたい。

TINYHOUSE FESTIVAL 2019は11月2日(土)から11月4日(月・祝)までの三日間開催

南池袋公園のタイニーハウスと高層ビル

暮らしの妄想が尽きない “TINYHOUSE FESTIVAL 2019” は11月4日(月・祝)まで開催中。

『こういう暮らし方もあるんだ〜』って、一度見たら目からウロコ必至。

 

タイニーハウスやスモールハウスは『持ち家か賃貸か?』以外の、第3の選択肢にもなり得そうでワクワクする。

三連休にお時間のある方は、お散歩がてらのぞいてみてはいかがでしょう。

30㎡の小さな平屋が身軽な暮らしに理想の間取りだった

30㎡の小さな平屋が身軽な暮らしに理想の間取り

2019年6月13日