娘の小学校卒業を機に、週末 “断捨離祭り” を決行した。
週明けは萌える燃えるごみの日。
断捨離をするなら、燃えるごみの日の前日に決行するのがいい。
まとめたごみを何日も家に置いておくと、その間に気分が変わって、
『やっぱりやめておこうかな・・・』となるのがオチである。
月曜日が燃えるごみの日の我が家、『せっかくの天気の日曜日、出かけたーい』とウズウズする気持ちをグッと我慢して。
娘の学用品を中心に、長年処分したくても処分できなかったものの大処分大会を行った。
新学期前は断捨離のベストタイミング。

進学先で使わないものは迷わず処分
春の断捨離祭りで最初に取り掛かったのは、中学生になる娘の小学校での学用品。
- ピンク色の鍵盤ハーモニカ
- 学校の椅子の背もたれに被せてヨレヨレになった防災頭巾
- 水玉の靴袋に入れた上履き
- 体操着の上下と、サイズアウトしたスカートとデニム
- 汚れて子どもっぽくなったPASMOケース
- 同じく中学校で使うにはちょっと子どもっぽい給食ナプキンの袋
- 自分が小学生時代に使っていた小学国語辞典のお古
すべて娘と一緒に「いる?いらない?」と確認しつつ、捨てることに決めた。
ものを捨てるのに躊躇したら思い出すこと
鍵盤ハーモニカのケースを開けてみると、小さな部品ひとつ一つに名前のシールが貼ってあって、6年前、このシールを四苦八苦して切り貼りしたことを思い出した。
そんな感慨に浸りつつ、もうこの先使うことはないとわかっているので、「ありがとう」と、きれいなごみ袋の中へ。
子どもの学用品は、つい当時のことを思い出して捨てるのを躊躇してしまいがちだが、大事にすべきは “もの” ではなくて、成長した子ども本人。
お世話になった学用品は画像に納めて、進学前のタイミングでお別れをすることをおすすめする。
捨てるか決められなかったものを、時間を置いて再度見直し

娘のものの処分と合わせて、家にあるものの定位置も見直しをした。それにより断捨離の対象も増加。
今は高校生の息子が小学生だったときにプレゼントしたパズルは、ほぼ手付かずのままクローゼットに眠っていたもの。
以前、もう処分していいか尋ねたら、「まだ取っといて」と言っていたのでそのままにしておいた。
今また断捨離祭りのタイミングで聞いてみると、「もういっかなー、失くしたピースあるし」と、処分のGoサイン。
せっかく買ってあげたのに・・・と白目で恨み節を唱えたくなるも、本人の興味がないものを選んでしまったのは親の自分だ。
しかもいくつか失くしたピースがあるなら、迷わず “捨て” コースである。
夫実家からの出土品ともついに決別
子ども向けの将棋の指南書は夫実家から出土したもので、息子用にと夫が持ち帰ってきたもの。
ところが将棋が趣味の夫ほど、息子将棋にはまらず。で、結果クローゼット行きに。
随分と年季の入った本で、紙も赤茶けている。以前から「もうこれ処分していい?」と夫に確認しても、「うーん」となかなか首を縦にふらない。
しばらく冬眠させていたのだが、この度の断捨離祭りで子ども絡みのものが続々と断捨離されていく様子を見て、夫もついに将棋本を手放すことを決意した。
それ以外は、単に忙しさにかまけて捨てていなかったものばかり。
- 取り寄せた不動産投資の資料
- リメイクしようと取っておいた空き缶
- 夫の履き口が伸びた靴下
- クリーニング店のハンガー
- 冬に夫がインナーとして着ていた色あせたカットソー
- 自分の色あせた冬物パジャマのズボン
- 娘のミニオンのタブレットケース
- 折り線の付いてしまったクリアファイル
- 今日落として欠けさせたトレー(泣)
割とこまめにいらないものは捨てていると思っていても、見直すと結構あるものだ。
明日ここに挙げたのを、すべてきれいさっぱりお見送りする。春の断捨離祭り第一弾はこれにてひとまず終了。
次回以降は、ぬいぐるみや絵本などの “想いがこもりがちな捨てづらいアイテム” にも斬り込もうと思う。
関連リンク:ぬいぐるみの処分がラクになるマインドセット