ダイニングテーブルをやめてちゃぶ台にも挫折。食卓に選んだのは元・学習机

ダイニングテーブルがわりのアトリエテーブル モノ・コトの断捨離

賃貸暮らしのリビングダイニング(LD)は約9帖。かれこれ15年ほど愛用してきた無垢のダイニングテーブルは、以前の広い社宅や戸建て時代からのもの。今の我が家の暮らしには、少し大き過ぎるのが悩みの種だった。

ダイニングテーブルを処分しようと思った理由

以前の大きなダイニングテーブル

15年近く連れ添ったパインのダイニングテーブル

今の生活スタイル(賃貸)に合っていない

社宅〜広い地方の戸建て時代には重宝した大きなダイニングテーブルも、引っ越しで70平米の賃貸に引っ越してからは、その大きさが邪魔に感じられる場面が多くあった。

約9帖の広さしかないLDに、襖1枚くらいのダイニングテーブルを置くと、動線に支障が出てくる。置き場所も自ずと決まってしまい、模様替えの楽しみもない。

また、しょっちゅうテーブルの角に足やお腹をぶつけてしまうのも、家族共通の悩みだった。

重くて掃除&引っ越しが大変

ダイニングテーブルの奥の床を掃除するときも、いつも不便を感じていた。かなり重量のあるテーブルのため、ひとりでは動かせないのだ。

結局、手が回るところ、掃除機のノズルが入るところだけ掃除することになり、それがプチストレスを生む。

思い立ったら身軽に引っ越ししたい我が家の場合、大きくて重いダイニングテーブルは費用的にも引っ越しの足かせとなる。

広い天板はプリント類の山を呼ぶ

天板が広いため、ダイニングテーブルの端っこは、常にお知らせ関係のプリントの溜まり場に。

書類の山ができても、脇によければしのげるほどの広さテーブルは、我が家のようなズボラーの集まりには危険極まりない “長物” となる。

天板のメンテナンスにお金がかかる

無垢板テーブルはメンテナンスが大変

パイン集成材のダイニングテーブルは、オイル仕上げだったものを後から水拭き可能なラッカー塗装に変えたもの。

オイル仕上げのテーブルは、質感や見た目の上では最高だが、ちょっとの水濡れにも目を光らせていなければならない。小さな子どものいた当時の我が家には明らかに不向きな仕上げだった。

その数年後、中古の戸建て住宅を購入し、フローリングの床に合わせてダイニングテーブルとベンチも同じ色みに塗装することにした。

専門の業者さんにお願いしたのだが、そのついでにダイニングテーブルの仕上げを水拭き可能なラッカー塗装に変更してもらった。これにより天板のメンテナンスが格段に楽チンに!

 

あれから10数年以上が経ち、ラッカー塗装にも薄曇りが見られるようになってきた。また、長年の使用で天板の傷もひどい。とはいえ、再塗装となると、工場までの輸送費を含めて、かなりの金額を覚悟しなければならない。

 

今、このテーブルにそこまでお金をかけたいか? 答えは『No』だった。

床に座って食事をする床座生活をローテーブルで実験

床座生活の実験

“身軽に暮らす” ことを考えたら、再塗装の手間ひまをかけるより、今の我が家の暮らしぶりにあった “何か” でダイニングテーブルを代用するのが賢明ではないか?

そう考えたときに最初にひらめいたのは、昔の日本の食卓のように、床に座ってちゃぶ台で食事をする床座のスタイル。

とはいえ、床に直接座って低く生活することには多少の抵抗もある。

そのためのちゃぶ台や座布団をいきなり購入するのはためらわれたので、ソファ前の大きめのローテーブルをダイニングスペースに移動し、2週間ほど床で食事を取る暮らしを送ってみることにした。

低く暮らすことで見えてきた “ちゃぶ台スタイル” のメリット・デメリット

ちゃぶ台をダイニングテーブルにするメリット

  • 狭い部屋が広く見える

ローテーブルはダイニングテーブルのような高さがないため、視界に入ってこない、よって空間が広く見える。

  • 体をテーブルにぶつけなくなる

我が家のローテーブルは角のないブーメラン型のテーブル。サイズも今までのダイニングテーブルの約半分と、テーブルに体をぶつける確率がグンと減った。

  • 椅子のメンテナンスがいらない

床が椅子がわりなので、当然ながら椅子の移動や手入れからは解放される。

ちゃぶ台をダイニングテーブルにするデメリット

  • 正座が予想以上に辛い&足を崩すので行儀が悪い

床座生活に挫折した一番のポイントはこれ!

正座、超つらみ(笑)!!

我が家のメンツ、食事中誰も正座して最後まで食事を済ますことができないという事実が発覚。

結果足を崩して食事するので、目も当てられないお行儀の悪さ……。

  • フローリングは床座りに不向き

思えば、昭和の団らんの会場は、いつだって柔らかい畳の間だった。硬いフローリングの上に座るなら、ラグを敷くか座布団は必須。

ラグは手入れが面倒だからとっくの昔に手放したし、座布団は床座り生活に確信を得てから購入したい。

 

上記のメリットデメリットを勘案した結果、我が家は “ちゃぶ台で食事をするスタイル” を見送ることにした。

結論:我が家にダイニングテーブルは必要。

『やっぱり椅子の上で、足を伸ばしてご飯を食べたい!』

『でも、もうあの大きなダイニングテーブルに戻るのは嫌』

一度広いLDの開放感を味わってしまったら、今さら大変な思いをしてまでダイニングテーブルを組み立て直そうとは思わない(ちなみにバラバラになったダイニングテーブルは、無駄に広い玄関廊下に一時保管)。

ではどうしたものかと途方に暮れていたところ、すかさずキッチンに “アレ” のあったことを思い出す。

息子の元・学習机をダイニングテーブルに転用

息子の元学習机

それは息子の元・学習机で、キッチンの作業台に用途変更したDOUBLEDAYのアトリエデスク。

DOUBLEDAY Onlineshop

リビングに移動したハーフサイズのダストボックス

断捨離が進む! 模様替えのメリット3つ

2019年6月4日

まだ先の未来に、夫とふたり暮らしになったらこのデスクをダイニングテーブルにしようという青写真はあったが、その日がまさかこんなにすぐにやってこようとは(笑)!

 

4人暮らしのダイニングテーブルには、いかにも小さいアトリエデスク。

試しに今まで使っていたダイニングチェアを2脚、向かい合わせで並べてみたら、

 

〜なんということでしょう〜♪

 

溢れ出る “取調室感” www

アトリエデスクをダイニングテーブルに

「国のおっかさんが泣いてるぞ」

アトリエデスクをダイニングテーブルに使ってみた感想

ダイニングテーブルのビフォアフター

ダイニングテーブルの奥行きが狭くなると取調室に見えるという発見はさておき、アトリエデスクをダイニングテーブルに転用するアイディアは結構気に入っている。

アトリエデスクのよいところ

  • 天板は脚の上に載っているだけ。パーツにばらしてひとりで持ち運びも可能
  • テーブル周りに空間ができることで約9帖のLDでも広く感じられる
  • これひとつでカフェっぽい雰囲気に

アトリエデスクのイマイチなところ

  • テーブルにぶつかったり、激しい地震があったときなど、天板が外れる恐れがある
  • もともと飾り棚として売られていたものなので、天板の水拭きに若干の不安(すでにサビっぽく、ジャンクな雰囲気が楽しめないと無理)
  • 奥行きがないので4人座るとお皿が大渋滞(笑)

イマイチなところのうち、ダイニングテーブルなのにお皿がたくさん載らない問題が一番の懸念点だが、普段からワンプレートで済ませることの多い我が家にとっては、そこまで重要な問題ではなく。

何よりこの開放感!

家の広さにあった家具を選ぶのって大事だね。

自分にあった “持たない暮らし” の落とし所を探る

低く暮らすことでダイニングテーブルの体積を減らし、あわよくばダイニングチェアも処分しようかと思っていたが、我が家にはダイニングセットが必要だった。

その代わり息子の元・学習机を再利用することで、今の賃貸では持て余し気味の大きなダイニングテーブルを手放す決心がついた。

いざLDから大きなダイニングテーブルがなくなると、その存在がいかに圧迫感を与えるものだったかを思い知る。

何でも置いておけるテーブルはなくなったが、 “身軽な暮らし” にぴったりのカジュアルなダイニングテーブルのある暮らしが始まった。

9帖の空間は『狭い』のではなくて、単に合わせていた家具が今の暮らしに合っていなかっただけ。

むしろアトリエデスクに替えてからというもの、『あれ?9帖ってこんなに広かったんだ』という新たな発見に驚いている。

 

ミニマリストよろしく、物の数を減らそうと躍起になると、ときに暮らしの快適性を損なうことがある。

そんなときには、持ち物の数を無理に減らさずに、サイズや重量を減らすことで、 “身軽な暮らし” に一歩近づくことができるかもしれない。

断捨離したガラス製の重いキッチンボウル

重いガラスボウルをやめる。手入れの手間を “捨てる”

2019年4月21日