いつも同じ服・少ない服でも飽きないコツ

いつも同じ服・少ない服でも飽きないコツ 少ない服

『着ない服をどんどん処分したのはいいけれど、服が少ないといつもワンパターンになって飽きる!』とお悩みの方は多いのかもしれない。少ない服に飽きないコツは、コーディネートの土台となるベーシックな服を厳選することと、小物でバリエーションを持たせること。でも本当は、それ以上に “大事なこと” がある。

クローゼットの服は『好きで好きで好き過ぎる』ベーシックアイテムに絞る

MORRIS & SONSの霜降りセーター

ホワイト・キャメル・サンドベージュの3色コーデ。何でもないこういう組み合わせが一番自分らしくて落ち着く

B-Shopで購入したMORRIS & SONSの霜降りセーターが好き過ぎる。

『いやいやいや、しばらくタンスの肥やしにしてたやん!』と、ツッコまれそうだが、まごうことなき本心である。

 

飽きたり、『なんか違う』と思った服に対しては、たとえそのシーズンに買ったばかりの服であっても手放すことに躊躇はない。

MORRIS & SONSのセーターも、チクチクするのが我慢できず、きれいなうちに売ってしまおうかと思っていたものだ。

だが、色も形も大好きで、どうしても未練が断ちきれず、そっとクローゼットの片隅にしまっておいたのだった。

 

ところが、今年から働き始めることになったオフィスはかなりカジュアルな職場で、このセーターはその雰囲気にぴったり。

しばらくぶりに袖を通してみたところ、以前よりも肌への刺激が和らいだように感じた。

 

タンスの肥やし化していた霜降りセーターは、今や数少ない我が冬服の貴重なスタメンである。

MORRIS&SONSの霜降りセーター

「霜降り」って英語で何て言う?「服の柄」と「肉」では言い方が違うよ

2019年2月3日

 “マイ・ベーシック” になる服の条件

『好きで好きで好き過ぎる』ベーシックアイテムで手持ちの服が構成されていれば、見飽きるということはまず起こらない。

 

1週間のうち、2回着ても何とも思わない、むしろ『また着られてうれしい』とさえ思える服。

店頭で手にとったとき、なぜか無性に惹かれてほかの服が目に入らなくなった服。

気づけば買ってからもう3年以上経っているのに、ついつい手が伸びる服。

 

そんな “マイ・ベーシック” な服だけをクローゼットに収めることだ。

少ない服で着回す秋冬服のトップス5枚・ボトムス4本

少ない服で着回す秋冬服、トップス5枚・ボトムス4本の基本形で回す

2019年10月22日

少ない服にプラスする小物にもルールが

とはいえ、シンプル・ベーシックなトップスとボトムスだと、往々にして人と丸かぶりする(笑)。

最近では自分も『それでもいいや』という境地に達しつつあるが、白のセーターに薄いブルーのスキニーデニムというコーディネートの女性と連続してすれ違ったとき、その思いを悔い改めた(笑)。

シンプルなスタイルには、どこか自分の個性を感じさせる小物でほかと差別化を図るべきなのだ。

 

だからといって、好きなら何でもよしとすると、途端にクローゼットがモノで溢れてしまうだけ。

そうならないよう、ファッションのポイントになる小物の購入時には、大まかに下記のふたつのどちらかに当てはまるものを購入するようにしている。

服になじむ同系色か?

グラデーションカラーのマフラー

2年くらい前のお正月のセールで買ったINDIVIのマフラー。グラデーションカラーがお気に入り

黒のトップスに合わせたグラデーションカラーのマフラーには、黒・グレー・ベージュの3色が使われている。

柄はペイズリーと個性的だが、色は黒=トップス、グレー=ショルダーバッグ、ベージュ=パンツに使用されている色。

 

柄も個性的、色も個性的だと着ていて落ち着かない。

だからこの組み合わせでは、個性を主張するのはペイズリーの柄のみ。

身に付けているほかのアイテムに使用されている色でなじませれば、柄が悪目立ちすることもない。

黒のトップスに黒のショルダーバッグのコーディネート

黒×黒の “何でもない” 組み合わせ。パンツがカーキなので、これ以上飾りたてなくても 自分的にはOK

上の組み合わせは、ボトムスがカーキという自分にとってのイレギュラーなカラーなので、トップスとバッグは同系色にしてなじませたパターン。

バッグに何もデザインがなければ、シューズに迷彩のヒールなど、少しだけ柄物を持ってくるのもアリかも。

少ない服の着回しに効くマルチカラーのバッグ

少ない服を簡単におしゃれっぽく見せる小物マジック

2019年5月8日

小物にアクセントカラーを選ぶなら小さい面積で

プラムカラーのヘルシーバッグをポイントにしたコーディネート

MORRIS & SONSの霜降りセーターに、プラムのようなパープルのhealthy bag を合わせるコーディネートも好きだ。

 

このボディバッグはきれい色だが深みがあって、大人でも合わせやすい色味なのが気に入っている。

アクセントカラーを大きな面積で取り入れると飽きたり気恥ずかしかったりするので、これくらいの小さな面積で取り入れるのがおすすめ。

アメリTシャツと赤のプチプラトートバッグのコーデアップ

40代ゆるカジ派・少ない服の秋のオシャレに♪ プチプラ小物が大豊作

2019年9月28日

自分らしくいられる服だから、数が少なくても満足できる

黒のトップスにネックレス

黒のトップスにはデニムのネイビーが入ったネックレスを合わせて

ずっと昔、「クロワッサン」か何かの雑誌で読んだジェーン・バーキンのインタビュー。

ジェーンはグレーのカシミアのセーターが大好きで、普段使いのそのセーターでパーティーにも出かけていくという話を覚えている。

 

何を着ているときが一番自分らしくのびのびと輝けるか?

それを熟知しているからこそ、周りがどう思うかなんて、彼女にとっては取るに足らないことだったのかもしれない。

 

今でいう”ミニマリスト” を地でいくようなエピソードだが、少ない服で暮らすことの真髄がそこにある。

 

服を減らすその前に、自分のよさはどこにあるのか?

何を心地よいと思い、何を大切に暮らしたいのか?

 

しっかりと自分自身に向き合う時間が必要だ。

 

そうすれば、いつしかぼやけたピントがピタリと合うようになり、服が少ないことの自由を思う存分享受できるだろう。